フジの港元社長のスキャンダルが新たに文春によって報じられた。
話は今から20年も前に遡る。
退屈な表情を装うタレントに刺激的な映像を見せて表情を変えたら負けという番組で、「退屈貴族」というバラエティー番組があり、事故はその中の企画で起きた。

ここからわかることは、港前社長の隠蔽体質は20年前から始まっていたことがわかる。
現在港前社長はフジから提訴されている
株主総会で、港前社長ら、当時の重臣に対する賠償請求裁判を行うことを発表。
港氏は、フジからだけではなく、株主代表訴訟でも巨額な賠償請求が来ており、自己破産の可能性がある。
港前社長は20年前に番組を面白くするため死者を出した
この事故は、人の命が失われているため、中居トラブル以上に重大な隠ぺいだったといわざるを得ない。
なぜなら、この番組企画で事故にあった人へ適切な処置をしなかったばかりに、番組で起きた事故が原因で、その後も辛い日々を送った挙句に、その方は亡くなっていたのだ。
なにより、企画が非常識だったところから問題だ。
74歳の男性に灯油をかけて火をつけた段ボールの上をゆっくり歩かせるという誰が考えても命にかかわる危険が予想できる企画だった。

少し考えれば、この企画は通してはいけない明らかに危険な企画だ。
さらに74歳の方は、火の中を、10秒ほど歩いた後、やけどによる激痛で段ボールから離れたという。
ここで熱がるシーンを表情変えずに見て入れたら勝ちという番組を面白いと判断し、企画した港前社長はその後出世しているのだから、フジテレビの視聴者が面白ければ何してもいいという常識は、世間の非常識だ。
さらに大やけどを負った人を、番組スタッフが次にしなければいけなかったことは、子供でも分かると思うが、急いで病院に搬送することだろう。
常識あればそこで救急車を呼んで病院に搬送するが、スタッフは、病院に搬送せず、自宅に送って帰った。その後様態が悪化し、隣に住む兄が救急車に乗せて病院に搬送したが、同年、やけどが原因で呼吸が止まり多臓器不全になった。
フジテレビはそんなこと知らずに予定通り放送すると、視聴者からは老人に危険なことをさせたことへの批判が来ていたという。
遅れて港氏と番組担当者は兄に謝罪に行ったが、社内調査でヒアリングを行ったのは彼らが所属する編成局の幹部、事実認定は本人と管理責任者だけで済ませ、事故を公表しなかった。
港前社長は番組の企画ミスで人が亡くなった事隠ぺいし出世

またもや事故を公表していない!
中居のトラブルと同じ体質は少なくとも20年前にも港前社長だけでもやっていた。
港氏らの懲戒処分はないどころか港氏は半年後にバラエティー制作センター室長に出世をした。
フジテレビは、隠ぺいして面白い番組さえ作れば出世していくのだ。
人の命さえ踏み台にする。
さらにその後文春でこの記事を報道した時、港氏は取締役に出世していた。
結局、大やけどさせた人を、フジテレビ側はすぐ病院に連れて行かなかったことやそもそも企画が危険であったことなど問題山積みにもかかわらず、うまく隠蔽できたことで、出世もできた。
港氏は中居の事件も、いつものように隠ぺいに自信があったのではないかと思われる。
中居正広は現在、薄毛白髪でやつれて面影がない

数多くのバラエティー番組を手掛けたプロデューサーが、中居から今後の相談といわれて2週間ぶりにあったという。
一気に老けて、生きる屍かゾンビのような風貌だった。
髪は白く頭は透けて見えて頭皮が大きく後退していた!
目はうつろで覇気はない、話しかけても反応が遅く、すぐに言葉が返ってこない。
確かに中居正広で検索すると、カツラという検索も多く、自ら出てきた時の画像などが、薄毛?と指摘されたものが多くあり、今回のストレス以前に額は広かったかもしれません。
また薄毛治療成功という画像なども出てくるので、治療を受けていたともいわれていますが、水から上がったときの画像は、やはり正直なので、ふさふさしていた最近までは、かぶっていたかもしれません。
ストレスで今までのようにカツラつけたりして整える元気がないため急変した印象があったのかもしれませんね。
ただ自分の容姿にかまわなくなってしまうとは、相当心が沈んでいる結果かもしれませんね。

将来は豊かな老後を迎えたいと言っていたそうだ。
現在、中居を古くから付き合いが噂されていたダンサーが、そばで目を離さずに一緒にいるというから、豊かな老後には、彼女がそばにいるのだろうか。
中居の財産は100億といわれたこともあり、番組内では「そんなにはない」と否定はしていたもの、実はビットコインを50億円以上所有してるという。
都内にも複数高級不動産を所有。
豊かな生活は可能かもしれないと思われたが、実際は払いきれない賠償金が待ち構えているとも言われる。
中居正広は下手したら、ためた財産が失われる可能性も

フジテレビの株主総会で、港前社長らに、フジテレビから賠償請求をするという事が発表され、中居氏に関しても、賠償請求があるかという質問に、今後そういう可能性がないとは限らないという回答だった。
おそらく、中居氏にも、フジから賠償請求は行くのではないかという見方が広まっている。
それ以外にもっと厳しいのは、株主代表訴訟の件だ。
こちらは、233億円もの賠償請求が株主から来ており、それを当時の経営陣たちでしはらうというものになり、こちらは中居氏に対して対象にする可能性をすでに示唆している。
フジテレビからの賠償金とは、けた違いな金額だけに、これが来たら、自己破産しかないと言われる。
当時ソフトバンクの広告の違約金だけで10億円と言われたが、今や広告費の違約金は少ない方で、他の賠償請求が実際請求された場合は、かなりの資産を持っているとは言え、それでも対応できない金額になると思われるようだ。
それもあり、現在、第3者委員会に反撃訴訟を何度か試みているのだが、このせいで新たな事件直後のメールが暴露され、さらなる窮地に追いやられている。
直後のメールから、事件の日に起きた異常な性暴力の存在が明らかになる内容だった。
それが薬物使用だったのではないかと言われている。
今後の展開は予想以上に厳しいものになりそうだ。
まとめ
港前社長が、社長まで上がっていく過程で、多くの人を犠牲にしながら出世街道を歩んだことが解る。
そしてこの社長の側近のように横についてきたのが、中嶋プロデューサーで、次期社長と言わしめたやり手だった。
出世のために周りを巻き込んで犠牲にしてきた二人の許されない行動が、今一気に表に出てきた。
大木史ギル痛みを伴ったが、フジテレビは一度すべてひっくり返してリセットし、正常な会社としての再スタートを切れることを祈るとともに、この痛みは、明るい未来のための道しるべだったのではないかと感じます。